2018.04.23消防ホース通過孔のご案内

消防ホース通過孔とは、防火扉に取り付けるホース専用の小扉です。


マンションやオフィス、スーパー等で火災が発生した場合、防火扉が閉まります。
消防隊員は、専用栓取水口にホースを繋いで、延ばしながら附室の階段から駆け上がります。
そして、目的の階に到着すると、既に閉まっている防火扉を開け、火災現場へ進入します。
その際に、ホースを通すための小扉が消防ホース通過孔となります。

 

 


バリエーションが豊富!


枠付タイプ、枠なしタイプとバリエーションが豊富!
また、形状も通常、召し合わせ、召し合わせ裏、凹召し合わせ、遮煙タイプと種類豊富です。


※弊社標準品以外のサイズをご希望の場合は特注品扱いにて対応させていただきますので弊社へ連絡をお願い致します。
※扉厚、WH寸法、左右勝手などは図面にて提出をお願い致します。

 

 

 

 

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業界標準適合品


弊社B-570/B-571 消防ホース通過孔は東京防災救急協会発行の予防事務審査・検査基準1の条件を全て満たしています。
(主にB-570は関東規格向け、B-571は関西規格向けとなっています。)
また、建設省告示第1369号で定める構造にも適合しています。

さらに、平成28年の国土交通省各仕様書に基づき、材質と錆止め塗装を変更した事によって、各標準仕様書の基準に適合しております。
業界標準として、安心してご採用いただけます。


材質:溶融亜鉛メッキ鋼板(SGHC)
塗装:一液形変性エポキシ樹脂さび止め塗装(JPMS28)

 




●開き方向について

開き方向についての弊社の基本的考え(常開の場合)
火災発生の場合、基本的に消火作業の準備は火災発生場所より下の階(火災発生が8階の場合は7階)で行います。
消防隊員が7階の消防隊専用栓取水口にホースを繋ぎ、附室の階段からホースを延ばしながら駆け上がります。
従って、消防隊員が通った後にはホースが伸びていることになります。
8階まで上がると既に閉っている防火扉を開け、火災現場へ進入します。
この時、開けた防火扉がホースに引っかかって完全に閉らなくなるのを防止するための小扉が消防ホース通過孔となります。
従って、開き方向は図のように防火扉本体と同じ開き勝手が望ましいと考えます。

 


※図は左勝手です。


●召し合せについて

召し合わせ付の場合、目板張りつけタイプのものは貴社にて加工をお願い致します。潰し目板の場合は弊社にて承ります。
また、潰し目板の位置は下記のものを「M」(召し合わせ)としています。逆タイプのものを「MB」(召し合わせ裏)としています。



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